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当会は、中核人材育成を目的に実施している「第5回現場力向上塾」と「第3回カイゼン研究会」の成果発表会を市内のホテルで開催しました。
当日は、会員企業や行政より約70人が出席。現場力向上塾を受講した15人とカイゼン研究会を受講した6グループが、研修で得た知識を活かして自社で取り組んだ改善活動による生産効率化の成果事例や、改善活動展開計画などを発表しました。
現場力向上塾は、企業の中核人材に必要とされる現場の改善能力を養成する研修事業。ものづくりを中心とする幅広い業種の企業から現場のリーダー的人材が参加して、約半年間にわたって5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)やIE(生産技術)などの現場改善手法を、座学講座と現場演習を通して学びました。
カイゼン研究会は、同塾の修了者などを対象とするよりレベルの高い研修事業。各社の抱える改善活動の課題解決、あるいは改善活動の水平展開・活性化を目指して、講師の指導のもと各社に最適な改善活動展開計画づくりの検討を行ないました。
修了式では、修了証書の授与と成果報告優秀者の表彰に続けて、黒岩征也講師と山本満行講師が講師講評を行なった後、最後に、比良実長崎市商工部長が受講者に向けて激励の言葉を述べました。
成果報告の優秀者は次のとおり。
【現場力向上塾 最優秀賞】
有田工業(株) 藤山努 氏
【現場力向上塾 優秀賞】
丸中産業(株) 高木勝 氏、西日本菱重興産(株) 濱本大心 氏、(株)丸金佐藤造船鉄工所 松崎慎吾 氏の3人。
【カイゼン研究会 最優秀賞】
長崎船舶装備(株) 川上孔明 氏
【カイゼン研究会 審査員特別賞】
有田工業(株) 藤坂俊幸 氏 |