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10月10日、経営力強化支援事業「経営・管理等に関する勉強会」を開催しました。
今回は、企業組合SE協会より「日本版SOX法と内部統制」及び「労働者派遣法と偽装請負」の二部構成で説明をいただき、本会会員など約40名が聴講しました。
講師で工業博士の川波氏は、来年4月より適用開始される日本版SOX法について、その誕生の経緯から内部統制の進め方や企業の不祥事の事例を解説。「中小企業は3〜4年くらい遅れて適用されるのではないか」として「強く正しい会社にしなければならない時代になった」などと説明しました。
また、社会保険労務士の廣瀬氏が「労働者派遣法と偽装請負」について説明。「企業においても対策は進んでいるが、現行法では正規雇用への切替えなどの対応が必要となることから、3年後には2009年問題が懸念される」などと述べました。
会場からは多くの質疑が寄せられるなど、熱心に聴講する姿が見られました。 |