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8月29日、ホテルニュー長崎において、経営力の強化を図ることを目的に、新たな連携に関する事例研究会を開催しました。
当日は、元日立製作所副技師長でアンベック代表者の埋橋英夫氏を講師に迎え「製造業における新たな事業展開について」をテーマに講演。会員事業所などから約30人が聴講しました。
埋橋氏は、日立グループ勤務時代に新製品開発に携わった経験をもとに、インバーター技術の開発秘話などのご自身の開発人生について触れられ、関連のある赤字企業を渡り歩いて再建のために手腕を振るったことなどを紹介しました。
また、埋橋氏は、中小企業基盤整備機構の新連携事業のサブマネージャーを務められており、連携体の具体的な取り組みについて説明されました。
同氏は「基幹産業だけに乗っかっているのでなく、コア技術を活かした新しい事業展開や他社の技術と融合するアイデアを探して欲しい」と経営者の意識改革を喚起。「今後は認定した企業同士の最連携にも新たに取り組んでみたい」との展望を語りました。
説明後には具体的なビジネスの可能性などについて質疑応答が行われました。 |