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8月30日、長崎商工会議所において「新たな連携に関する事例研究会」を開催しました。
この研究会は、企業の競争力強化策の一環として、新たな連携への取り組みによる新分野進出や、企業間取引の拡大等の参考とすることを目的に開催したもので、当日は会員企業をはじめ、23名が参加しました。
はじめに、中小企業基盤整備機構の横山プロジェクトマネージャー、中園プロジェクトマネージャー、福島副管理役が新連携事業の現況や代表事例を紹介。
引き続き、新連携計画認定コア企業である第一施設工業(福岡県)の篠原社長より、新しい連携体を構築し新たな分野への取組みを行っている事例として、「従来にない空気膜による新しい非接触搬送装置の開発・販売」について発表いただきました。
篠原社長は、新連携計画の経緯や今後の展望を説明後、「中小企業の成長はニッチ市場でトップシェアを獲得・継続することが重要、また新技術・サービス等の開発は顧客ニーズにスピードをもって対応することが一番の近道」と強調しました。
その後の意見交換では、具体的な企業間連携の取り組み方や国の支援策の活用方法、また新たな連携の可能性などについての質疑応答等が活発に行われました。 |