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10月22日、長崎商工会議所においてMOT(技術経営)講座を開催しました。
この講座は、立命館アジア太平洋大学(APU)の協力を得て、6回シリーズで開催するもので、第1回目の同日は、同大学の中田行彦教授を迎え「MOT(技術経営)で死の谷を越える」と題しMOTの概要や必要性、中小製造業にとってのMOTの有用性などについて説明いただきました。
中田教授は、わが国の高い科学技術力やその成果が事業化に繋がっていない(死の谷)ことを克服するためには、ダイナミックなマネジメントが必要であると説明、そのための人材(MOT人材)育成が重要であるとしました。
また、まとめとして、企業の競争力強化のためにMOTは非常に重要かつ有効で、中小製造業の活性化には、各々の強みを活かし、弱みをカバーしつつ、独自技術やニッチ分野の開発を行う必要があるとし、その手段として、産学官連携や企業間連携、産業クラスター等を活用していくことが重要であるとしました。
当日は会員企業から18名が受講しました。次回は11月12日に開催予定です。
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